バンダイナムコ、『ガンダムパビリオン(仮称)』を大阪万博に出展 ガンプラ企画設計プロセスや廃プラリサイクル紹介 「ガンダム」は今後IPからSPへ
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(7月11日)、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、『ガンダムパビリオン(仮称)』を出展することを明らかにした。2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会と連携を行い、大阪エリアを中心としたサステナブルな取り組みを展開する予定。こうした活動を通じて、大阪・関西万博のさらなる機運醸成と、持続可能な開発目標(SDGs)への達成を目指す。
同社では、「機動戦士ガンダム」について、単なるIP(知的財産権)からSP(社会的アイコン)への成長を目指しており、さまざまな社会的課題への取り組みとしてGUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTIONプロジェクトを推進している。
今後はまず第一弾として大阪府内の小学校を対象にプラモデルの企画から設計・金型・生産までの工程や最新技術の紹介のほか、プラスチック廃材のリサイクルなど持続可能なものづくりのための取り組みについて学ぶことができる「ガンプラアカデミア」を展開する。
ガンダムのプラモデル作成を通したSDGsなどの教育を支援し、未来を担う子供たちとともにいのち輝く未来社会をデザインしたい、としている。
バンダイナムコグループは「Fun for All into the Future」をパーパス(社会における存在意義)として定めるとともに、サステナブル活動は経営戦略上の重要な取り組みであるという認識のもと、「サステナビリティ 笑顔を未来へつなぐ」を重点戦略として掲げているという。
その中で、今回の大阪・関西万博では、バンダイナムコグループの代表的なIPである「機動戦士ガンダム」を軸とし、「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、「機動戦士ガンダム」が示す未来の可能性などを構想とした『ガンダムパビリオン(仮称)』を出展することにしたという。
(C)創通・サンライズ
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832