『DQチャンピオンズ』はわずか2週間で収益1000万ドル(14億円)突破 『DQウォーク』に次ぐ柱として早くも存在感 SensorTower調査
Sensor Tower(センサータワー)は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』について、リリース2週間で国内収益1000万ドル(14億1500万円)を突破したとする調査レポートを公開した。レポートを執筆したアナリストのHideyuki Tsuji氏は、「『ドラゴンクエスト』シリーズの根強い人気とコマンドバトル型バトルロイヤルのゲーム性が支持したことを証明した」と評価した。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』とのコラボイベンドなどを通じてその後も順調に収益を伸ばし、2023年6月末までに累計収益1200万ドル(16億9700万円)以上を記録したという。
ランキングで見ても『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の好スタートぶりが確認できるという。日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングでリリース初日は17位だったものの、その後順調に順位を上げ、トップ10圏内を12日間キープした(2023年6月13日から6月30日)。ダウンロードランキングでは初日から1位となり、9日間もTop3圏内をキープした。
『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の勢いは収益成長量においても確認できるとした。Sensor Towerのデータによると、2023年6月13日から6月30日までの日本のモバイルゲーム収益成長量において、1位となっている。2位は収益ランキング常連の『Fate Grand/Order』(アニプレックス)だが、この同期間では300万ドル(4億2400万円)近い差がついているとした。
パブリッシャーであるスクウェア・エニックスにとっても大きな柱に育っているという。『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』のリリース(2023年6月13日)から6月末までにおけるスクウェア・エニックスにおけるシェアは32%近くになっており、同社の大黒柱である『ドラゴンクエスト ウォーク』(36%)に迫るシェアとなったとのこと。
同期間において『ドラゴンクエスト ウォーク』は日本のApp Storeトップ収益ランキングでTop10圏内を7日間キープしていることを考えると、『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』好スタートぶりがわかるとコメントした。
なお、詳細については、下記レポートを参照してほしい。
ドラクエチャンピオンズがリリース2週間で収益1,000万ドルを突破、スクエニのモバイルゲーム収益シェアでウォークに迫る
https://sensortower.com/ja/blog/dqchampions-over-10m-dollars-revenue-in-2w-release