ケイブが減資 資本金を19億7800万円減らして1億円 準備金も9億8300万円減らして0円に 累積損失一掃し早期復配目指す

ケイブ<3760>は、この日(7月26日)、2023年8月31日に開催する予定の定時株主総会での承認可決を前提として、減資を行うことを明らかにした。資本金を19億7800万円減らし1億円にするとともに、資本準備金を9億8300万円減らす。減額分のうち、25億1600万円を繰越利益剰余金に振り替え、累積損失を一掃する。

同社は、2023年5月期の決算では、大ヒットタイトル『モンスターストライク』を開発・運営するでらゲーを傘下に入れたことで、最終利益が25億7900万円と黒字転換し、業績が急回復を遂げた。減資を行い累積損失を一掃することで、今後の自社株買いなど機動的な資本政策や早期の復配ができる体制にすることが狙いとしている。

なお、発行済株式総数と1株当たりの純資産に変更はないため、株主の所有株式数に影響はないとのこと。効力発生日は9月1日を予定している。

株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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