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MIXI<2121>は、8月4日、2024年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、スポーツ事業は増収・赤字幅縮小となったものの、主力の『モンスターストライク』のARPUの低下などによってデジタルエンターテインメント事業が落ち込み、減収減益となった。
売上高292億700万円(前年同期比5.9%減)
営業利益22億4500万円(同59.6%減)
経常利益23億4400万円(同56.0%減)
最終利益13億1500万円(同62.7%減)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①デジタルエンターテインメント事業 売上高188億4700万円(前年同期比16.2%減)、セグメント利益69億5400万円(同35.3%減)
『モンスト』は、ARPUの低下などにより、前年同期と比較して、売上高およびセグメント利益は減少した。なお、2023年5月にはモンストIPを活用した新作タイトル『キュービックスターズ』をリリースした。②スポーツ事業 売上高75億4400万円(同18.8%増)、セグメント損益2億7700万円の赤字(前年同期6億5300万円の赤字)
観戦事業は、千葉ジェッツのチャンピオンシップ準優勝やFC東京の観客数の回復に伴い、売上を伸ばした。公営競技事業は、スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」およびチャリ・ロトでオンライン車券販売高が伸びたことにより、前年同期と比較して、売上を順調に拡大した。なお、「TIPSTAR」は、コストの効率化を進め費用の抑制を図ったことで、利益も改善している。③ライフスタイル事業 売上高24億2100万円(同31.1%増)、セグメント損益3億7400万円の赤字(前年同期1億7300万円の赤字)
「家族アルバム みてね」は、フォトプリントサービスおよび母の日父の日ギフトなどのサービスが好調であったことから売上を順調に拡大した。一方、海外ユーザー獲得のためのプロモーションおよび体制強化への投資を積極的に行った。④投資事業 売上高3億5500万円(同13.1%増)、セグメント利益2億1600万円(同20.9%増)
スタートアップやベンチャーキャピタルへの出資を行っており、グループの出資するファンドの損益を取り込んだ。 -
■通期予想は変更なし
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2024年3月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高1380億円(前期比6.0%減)
営業利益120億円(同51.7%減)
経常利益110億円(同39.7%減)
最終利益75億円(同45.3%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121