SANKYO、第1四半期の決算は営業益103%増の191億円…『炎炎ノ消防隊』のパチンコ・パチスロがヒット

SANKYO<6417>は、8月7日、2024年3月期 第1四半期(23年4月~23年6月)の連結決算を発表し、売上高507億7700万円(前年同期比82.9%増)、営業利益191億8800万円(同102.9%増)、経常利益194億8200万円(同98.2%増)、最終利益140億8000万円(同77.5%増)と大幅増収増益を達成した。

・売上高:507億7700万円(同82.9%増)
・営業利益:191億8800万円(同102.9%増)
・経常利益:194億8200万円(同98.2%増)
・最終利益:140億8000万円(同77.5%増)

同社では、コミックやアニメで若年層から絶大な支持を得ている『炎炎ノ消防隊』とのタイアップ機をパチンコ・パチスロ同時発売し、パチンコ機は3万台、パチスロ機は1万台を超えるヒットとなった、としている。とりわけパチスロ機事業については前年同期は2億円の赤字だったが、48億円の黒字に転じた。

また、12月の発売から1年半が経過した今もなおパーラーの看板機種として高稼働を維持しているパチンコ機「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の再販や、2022年11月に投入したスマートパチスロ機「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」の増産分も加わり、パチンコ機・パチスロ機関連事業ともに好スタートを切ることができた。

さらに、8月に投入予定の当期の看板タイトルの一つであるパチンコ機「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」の発表会の実施やテレビCM、キャンペーン等、設置に向け、話題づくりや稼働支援となるようプロモーションを展開している。

■パチンコ機関連事業
パチンコ機関連事業については、売上高348億円(同32.0%増)、営業利益149億円(同36.8%増)、販売台数7万7000台(同6万2000台)となった。新規販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバー炎炎ノ消防隊」(4月)、「フィーバースプラッシュ×スプラッシュ」(6月)、Bistyブランドの「コードギアス 反逆のルルーシュ Rebellionto Re;surrection」(5月)の3タイトル。

■パチスロ機関連事業
パチスロ機関連事業については、売上高90億円(同1340.4%増)、営業利益48億円(同2億円の営業損失)、販売台数1万9000台(同1千台)となった。新規販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ 炎炎ノ消防隊」(5月)1タイトル。

■補給機器関連事業
補給機器関連事業については、売上高67億円(同920.4%増)、営業利益5億円(同1200万円の営業損失)となった。

■その他
その他については、売上高9700万円(同129.1%増)、営業利益3200万円(同1530.9%増)となった。

 

■2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の業績は、売上高1750億円(前期比11.3%増)、営業利益595億円(同1.7%増)、経常利益600億円(同1.1%増)、最終利益415億円(同11.5%減)、EPS714.39円を見込む。

・売上高:1750億円(同11.3%増)
・営業利益:595億円(同1.7%増)
・経常利益:600億円(同1.1%増)
・最終利益:415億円(同11.5%減)
・EPS:714.39円

会社情報

会社名
株式会社SANKYO
設立
1966年4月
代表者
代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
6417
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