【ゲーム株概況(8/7)】国内証券が投資判断格上げの任天堂がしっかり 1Q決算の大幅減益が失望売りを誘ったスクエニHDは4日続落 1Q決算が減収減益のMIXIも大幅反落
8月7日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比61.81円高の3万2254.56円で取引を終えた。朝方は7月の雇用統計を受けて前週末の米国市場が下落した流れを受けて売り物が大きく先行したものの、一巡後は好決算発表銘柄を中心に買い戻しの動きが広がり、後場に入るとプラス圏に転じた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コナミグループ<9766>が連日の高値更新となったほか、Aiming<3911>やgumi<3903>、ギークス<7060>などが買われた。
また、岩井コスモ証券が投資判断を「B+」から「A」に格上げし、目標株価を6100円から7500円に引き上げた任天堂<7974>はしっかり。
半面、前週末8月4日に発表した第1四半期決算が大幅な減益となったことが市場の失望売りを誘ったスクウェア・エニックスHD<9684>が下げ幅を拡大して4日続落し、年初来安値を更新した。
決算関連では、主力の『モンスターストライク』のARPUの低下などによってデジタルエンターテインメント事業が落ち込んで第1四半期決算が減収減益となったMIXI<2121>も大幅反落した。
ほか、この日の大引け後に決算発表を予定していた東京通信グループ<7359>の下げがきつく、ワンダープラネット<4199>やアピリッツ<4174>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684