バンダイナムコHD、第1四半期の「ネットワークコンテンツ」の売上は6%減の389億円 18年3月期以降で最低水準 『ブループロトコル』は順調な立ち上がり

バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(8月8日)、第1四半期の決算を発表し、スマホゲームやPCオンラインゲームなどの「ネットワークコンテンツ」の売上高が前年同期比6.3%減の389億円だったことを明らかにした。四半期売上高は、2021年4~6月以来の400億円割れとなった。2018年3月期以降では最も低い売上となった。

同社では、「DRAGON BALL」シリーズや「ONE PIECE」など主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により安定的に推移したことに加え、新作PCオンラインゲーム『BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)』がリリース1週間でユーザー数が60万人を突破するなど順調な立ち上がりとなった、としている。

『ブループロトコル』は、下落トレンドにある「ネットワークコンテンツ」の救世主になるのか注目される。また、『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』についてもリリース時期が未定ながら巻き返しの一手となりそうである。

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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