『妖怪ウォッチ ぷにぷに』、7月に実施した『妖怪ウォッチ』10周年記念施策により収益3倍、DL8倍以上を記録 Sensor Tower調査
アプリ調査会社のSensor Tower(センサータワー)は、『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が『妖怪ウォッチ』10周年に合わせた施策によって、収益は前年同期比でおよそ3倍、ダウンロードは8倍以上を記録したとするレポートを公開した。10周年を記念したイベントやキャンペーンなどの施策は、2023年7月1日から7月16日まで行われた。
収益・ダウンロードの伸びはランキングにも反映された。日本のApp Storeにおけるランキングでは、10周年記念施策開始前日の6月30日に収益で29位、ダウンロード数で14位だったが、7月1日にはそれぞれ12位と2位に急上昇。その後はほぼTop10圏内を維持し、施策期間中(7月1日~7月16日)は順調に推移した。
成長量でも伸びが確認できるという。7月1日から7月16日までの日本のモバイルゲームの収益成長量で、同作は3位の『三國志 真戦』に続く4位になっている。同期間のダウンロード数成長量では7月リリースの『MLB 9イニングス Rivals』に続く2位で、新作モバイルゲームを相手に既存ゲームが迫る展開となった。
レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、ダウンロード数を伸ばした要因として「10周年だニャン!全員集合キャンペーン」をあげた。この企画は、LINEの友だちを誘ってプレイをすると報酬が入手できるもので、初プレイの人だけでなく、休眠ユーザーの復帰促進、現プレイヤーの活性化に大きな役割を果たしたと指摘した。
また、X(旧Twitter)との連携キャンペーンも展開。リポスト(リツイート)数に応じてYポイント(ゲーム内イベントアイテムの購入やガシャで使用できるポイント)をプレゼントする内容で、20万以上のリポスト(リツイート)を記録したとのこと。
収益面では、このYポイントの増量セールを実施した(2023年7月7日まで)。Sensor Towerのデータによると、2023年7月1日から7月7日までの日本における収益は、450万ドル(6億5200万円)以上を記録している。
レポートの詳細は下記を確認してほしい。
妖怪ウォッチ10周年でぷにぷにが前年同期比で収益3倍、ダウンロード数8倍の伸びを記録
https://sensortower.com/ja/blog/yokai-watch-10th-anniversary
会社情報
- 会社名
- NHN PlayArt株式会社
- 設立
- 2015年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 丁 佑鎭
- 決算期
- 12月
会社情報
- 会社名
- 株式会社レベルファイブ
- 設立
- 1998年10月
- 代表者
- 代表者 日野 晃博