エヌジェイHD、ゲーム事業が2023年6月期に黒字転換に成功…トライエースが『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』を開発
エヌジェイホールディングス<9421>は、8月14日、2023年6月通期で、ゲーム事業が黒字転換したことを明らかにした。売上高は、ゲームの運営売上が低下した影響で、前の期比1.6%減の79億9500万円と減収となったものの、セグメント利益は4300万円と前年同期6億0900万円の赤字から黒字となった。
同社のゲームセグメントは、ゲームスタジオとトライエース、ウィットワン、ウィットワン沖縄、テックフラッグで構成されている。売上高については、新規リリースタイトルや海外向けローカライズ対応の受注が好調に推移したが、運営売上の漸減傾向の影響がでた。
セグメント利益については、前期のような巨額の原価増加は発生せず、見積原価総額の増加による利益率の低下や運営売上の漸減に伴う利益の減少に対しては、運営サポート分野での好調な受注によりカバーした。
主な開発実績として、トライエースによる『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』をあげた。現在、開発中の案件はパッケージゲーム4本で、F2Pタイトル0本となっている。いずれも15名以上の体制で開発しているプロジェクトをカウントしているそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421
会社情報
- 会社名
- 株式会社トライエース
- 設立
- 1995年3月
- 代表者
- 代表取締役 五反田 義治
- 決算期
- 6月