アクセルマーク、トレカ事業に参入　トレカの買取販売や自販機販売を行うHMYと提携

アクセルマーク<3624>は、この日(8月24日)、トレーディングカードの買取・販売・輸出入などを行うエイチ・エム・ワイ(HMY)と業務提携を行い、トレーディングカード事業を新たに開始すると発表した。資本提携などは行わないが、HMYの創業者と顧問を割当先とする新株予約権を有償で発行するとのこと。

HMYは、トレカの販売・買取を行う店舗運営事業及びトレカの販売に特化した自動販売機の筐体販売事業を行っており、秋葉原地域に複数の店舗展開を行っている。トレカ販売・買取のノウハウのほか、店舗運営のノウハウを保有している。

トレカ自販機は、全国で800台以上設置されており、毎月設置台数は増加している。トレカ自販機のなかには、全面タッチパネル式でサイネージ広告の配信をすることや、販売だけでなくサンプリングやオンラインショッピングに活用することも可能な筐体もあるそうだ。

トレカ事業開始にあたり、HMYのトレカノウハウを活用することで、ムーズな事業の立ち上げを行う。また、同社のデジタルマーケティング事業とブロックチェーン事業で培った強み・技術開発力を活かし、アナログからデジタルまで一気通貫で事業推進し、加速度的な事業拡大を図る、としている。

なお、現在、古物商許可証を申請しており、取得次第、事業を開始する予定。想定では9月から始めるそうだ。また事業開始にあたって自己資金1億円の支出を想定している。トレカの仕入費用やその他事業運営資金に充当する予定だ。