Oasys、カカオ子会社のGroundXとパートナーシップを締結 GroundXが提供する仮想通貨ウォレット「Klip」のSDK対応を決定

ゲーム特化型ブロックチェーンのOasysは、カカオ子会社のGroundXとパートナーシップを締結し、取り組みの第一弾としてGroundXが提供する仮想通貨ウォレット「Klip」のSDK対応を決定したことを発表した。

今後、カカオを母体とするGroundXとのさらなる協業を通じて韓国市場への進出を強化し、Oasysを採用する事業者の韓国参入に貢献していく。

GroundXが提供する「Klip」は、韓国で90%以上のシェアを誇るメッセンジャーアプリ「カカオトーク」で利用可能で、既に韓国で200万ユーザーを持つ仮想通貨ウォレット。Oasysが「Klip」のSDKに対応することで、Oasysを採用する開発者が「Klip」を統合できるようになり、強固な韓国ユーザーベースへのアクセスを可能にする。

また、Oasysは、GroundXが推進し、130社あまりの韓国を中心とした企業が参加するNFT・Web3プロジェクト推進連合「グリッド(GRID)」に参加する。

GroundXには、Korea Blockchain WeekにてOasysがXPLAと合同で実施するハッカソンのパートナーとしても参加しているが、今後は「Klip」のOasysネットワーク対応を含め、GRIDやカカオユーザーをベースとするGroundXのエコシステムとの連携を進めることで、韓国市場への進出を強化していく。

一方で、GroundXのエコシステムに参画する韓国企業に、Oasysチェーンの採用を通じたOasysエコシステムへの参加機会を提供することで、彼らの日本市場参入に貢献していく。

▼GroundX事業グループ長 キム・テグン氏コメント
Oasysとのパートナーシップ締結は、クリップ組込みSDKの提供でクリップのユーザーが拡大され、GroundXがグローバルに進むきっかけになると考えています。グローバルゲームパートナーを確保し、ウォレット及びNFTの普及のために互いに協力していけることを楽しみにしています。

▼Oasys Head of Business Development ドミニク・ジャン氏コメント
カカオグループのブロックチェーン事業の最前線にあり、ブロックチェーン分野で多くのノウハウを蓄積しているGroundXとの協業は、Oasysエコシステムと強力なシナジーを生めると考えています。Oasys上でのKlipウォレットのSDKの提供は、オアシスでゲームを展開するパートナー企業が事業を営む上で、より容易なインフラとして価値を発揮すると考えます。また、GRIDへの参加を通じて韓国を拠点とする有力企業とのネットワークを強化していきます。

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