ガーラ、VFX技術による映画・CMコンテンツ制作事業を手掛ける韓国のROAD10を買収　取得価額は概算で4億2000万円

ガーラ<4777>は、9月11日、VFX技術による映画・CMコンテンツ制作事業を手掛ける韓国のROAD101の実施する第三者割当増資の引受を9月14日付で行い、同社を子会社化することを発表した。取得価額は概算で4億2000万円。

具体的には、ROAD101の発行済株式総数の45.9％の株式を引き受け、ガーラのその他の関係会社であるMegazone Cloud Corporationの親会社Megazone CorporationがROAD101の発行済株式総数の5.1％の株式を引き受けることにより合計でROAD101の発行済株式総数の 51.0％を保有することになる。

ROAD101は、主にVFX技術による映画・CMコンテンツ制作事業を行っており、韓国初の4DスキャンベースによるDigital Human技術やメタバース技術を有している。これらの技術にガーラグループがオンラインゲーム事業で培ったオンラインプラットフォーム技術、リアルタイムサーバー技術やMeta Campus事業におけるメタバース技術を組み合わせることによりメタバース分野で新たなメタバースサービスの開発・提供を推進していく。

ガーラグループは、ROAD101を連結子会社化することにより、メタバース事業について成長戦略を見出し、グループの企業価値向上を目指していく。

なお、この子会社化によるガーラの2023年12月期の連結業績に与える影響は現在精査中だが、今後開示が必要と判断された場合には速やかに発表するとしている。