【ゲーム株概況(9/11)】前週末の決算発表関連銘柄が総じて大幅安 大幅減収・赤字転落のgumiは安値更新 ユークスは9日続落で1400円台割れに
9月11日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比139.08円安の3万2467.76円で取引を終えた。朝方は買いが先行したものの、日銀の植田総裁の発言報道から金融緩和策の修正に向けた動きが進むとの思惑が広がり、じりじりと値を崩す展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前週末の決算発表関連銘柄が総じて大きく売られる展開となった。gumi<3903>は、第1四半期決算が既存タイトルの収益の落ち込みに加えて、『アスタータタリクス』とブロックチェーンゲームへの先行投資をにより、大幅減収・赤字転落となったことが市場から嫌気され、年初来安値を更新した。
また、第2四半期決算が一部受託案件の中止の影響もあって減収・大幅減益での着地となったユークス<4334>が9日続落し、一気に1400円台も割り込んだ。
ほか、エイチーム<3662>も年初来安値を更新し、HEROZ<4382>の下げもきつい。
決算関連以外ではドリコム<3793>やクルーズ<2138>、マイネット<3928>なども売られた。
半面、ガンホー<3765>が3日ぶりに反発し、テンダ<4198>やまんだらけ<2652>、UUUM<3990>などが買われた。
IGポート<3791>は大幅反発し、年初来高値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334