【イベント】ジョン・ハンケ氏や辻本良三氏も登壇した「モンスターハンターNowリリース記念発表会」をレポート ハンターたちよ「今こそ、狩りまくれ!」


Niantic
とカプコン<9697>は、914日、渋谷・北谷公園にて「モンスターハンターNowリリース記念発表会」を開催した。本稿では、イベントの模様をお届けしていく。

当日は、NianticCEOであるジョン・ハンケ氏やカプコンの『モンスターハンター』シリーズ・プロデューサーの辻本良三氏が登壇して挨拶を行ったほか、タレントの後藤真希さん、鬼越トマホークさん、石田ニコルさんが実際にゲームを体験したり、ゲーム内に登場する2m超えの特大武器も初披露された。

■『モンスターハンターNow』の開発経緯が明らかに!

イベントが始まると、まずはNianticのジョン・ハンケ氏が登壇。『モンスターハンターNow』は、プレイヤーが現実世界でハンターになり、街や近所を探索しながらモンスターを狩り、武具を作ってアップデートし、強いモンスターと遭遇した際には他のハンターと一緒に狩りをする、Nianticにとって初めてのアクションRPGゲームであると説明した。本作はNianticTokyo Studioが中心となって開発したという。ジョン氏はカプコンと連携し、『モンスターハンター』の世界をリスペクトする長年のファンにも、『モンスターハンター』の世界に初めて触れる方にも楽しんでもらえる体験を作ったと述べた。

『モンスターハンターNow』の開発経緯についてジョン氏は、初めてカプコンを訪問して一緒にゲームを作ろうとアイデアを提案したとき、辻本氏は最初のミーティングで「イエス!」と即座に返答してくれたのだという。後に聞くと辻本氏が即決することはそうないとの話で、改めてジョン氏は現実の世界で楽しむ機会を提供することで地域のコミュニティを育むというNianticの理念に共感してもらえるパートナーと協力できることにワクワクしていると心境を明かした。


Niantic CEOのジョン・ハンケ氏。

続いて、カプコンの辻本良三氏が登壇。今回、世界一のAR技術を持つNianticと協力して全く新たな『モンスターハンター』の作品を届けられることになったとコメント。辻本氏は、制作に時間はかかったものの非常に満足のいく作品になっていると自信を覗かせた。『モンスターハンターNow』は、現実世界と『モンスターハンター』の世界が融合したリアルワールドのハンティングゲームである。現実世界でオトモアイルーと外に出掛けると強大なモンスターに出会うことができる。そんな、今ここでの狩りをNianticAR技術で体験できる今までにない全く新しい『モンスターハンター』の作品となっているという。

『モンスターハンター』ならではの世界観やゲーム性、ハンティングアクションの良さを失うことなく大切にしながらカプコンも開発に協力してきたとのこと。辻本氏は「日常の中で気軽に遊べる、リアルで皆と楽しめるゲームをお届けしますので、ぜひ世界中の人に『モンスターハンターNow』でリアルワールドへ狩りに出掛けてもらえたらと思います」と語り、挨拶の締めとした。


▲カプコン『モンスターハンター』シリーズ・プロデューサーの辻本良三氏。

■実寸大「レッドウィング」&「ブロスヘッド」を初お披露目!

ここからは、『モンスターハンター』のプレイ時間は8000時間を超えているというタレントの後藤真希さんを始め、同じく『モンスターハンター』にドップリとハマった経験があるという鬼越トマホークさん、石田ニコルさんらを迎え、実機プレイなどが行われた。

  • ▲後藤真希さん。

  • ▲石田ニコルさん。

  • ▲鬼越トマホークの坂井さん(写真左)と金ちゃんさん(写真右)


▲会場ではリオレウスの素材から作れる大剣「レッドウィング」と、ディアブロスの素材が作れるハンマー「ブロスヘッド」がお披露目された。


ここからは実際に4人で『モンスターハンターNow』をプレイ。今回は全員で協力して「ディアブロス」の狩猟に挑むことに。


▲『モンスターハンターNow』では、近くにいる人やQRコードを共有して最大4人で狩猟に行くことができる。


▲本作では、75秒間で如何にモンスターを狩猟していくかがポイントになる。原作通り頭部はダメージが通りやすかったり、部位破壊があったりという要素も取り入れられている。


▲武器種も好みのものを選択できるようになっており、片手剣・大剣・ハンマー・太刀・ライトボウガン・弓の6種が実装されている。

▲思わず狩りに夢中になってしまうところはこれまでの『モンスターハンター』シリーズそのまま!


HPの上部にあるオレンジ色のゲージが溜まった際にタップすることで、武器ごとに設定された強力なSPスキルを放つことができる。

▲1度目の討伐が失敗となったため2度に渡ってのチャレンジとなったが、今回の挑戦はあえなく失敗となった。なお、紫の★が付いたモンスターは通常のものよりもワンランク上の強敵となっているとのこと。

実際にゲームをプレイした後藤さんは「自分のスキル次第で簡単に討伐できないのが楽しいですね」とコメント。操作感については石田さんが「スワイプで回避できたり、自分に合った武器を選べたり、初心者でも遊びやすいと思います」と感想を述べた。また、鬼越トマホークの金ちゃんは「4人で協力プレイできることで一層楽しさが増しています」と『モンスターハンターNow』の魅力を語った。


▲実機プレイ後には、討伐失敗に関して鬼越トマホークの2人が口論になりお馴染みの喧嘩芸が見られる場面も。




(取材・文 編集部:山岡広樹)

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会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
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9697
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