【ゲーム株概況(9/22)】2Q好業績見通しの発表などでSANKYOがS高比例配分に　円谷フィールズHDにも連想買い　ジブリ買収の日テレHDは一時S高

9月22日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比168.62円安の3万2402.41円で取引を終えた。金融引き締めの長期化観測から米長期金利が上昇し、米国市場が下落した流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、SANKYO<6417>に朝方から買いが殺到し、ストップ高買い気配に張り付いたまま比例配分となった。SANKYOは、前日9月21日にこれまで「未定」としていた第2四半期の業績予想を2ケタ超の大幅な増収増益見通しと発表したことや、業績連動配当を導入して年間配当予想を大幅増額したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、ブシロード<7803>やビーグリー<3981>、壽屋（コトブキヤ）<7809>などが高く、SANKYOの好業績からの連想買いで円谷フィールズHD<2767>が6日ぶりに反発した。

ほか、周辺株では前日9月22日に子会社の日本テレビ放送網によるスタジオジブリの買収を発表した日本テレビHD<9404>が一時ストップ高した。

半面、コロプラ<3668>やフリュー<6238>が売られ、スクウェア・エニックスHD<9684>は3日続落し、連日の年初来安値更新となった。