【TGS2023】「英雄セフィロス」をプレイアブルキャラとして使用できる『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポート 新アクション「パルクール」で探索はより立体的に!


コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、92124日までの期間、千葉県・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」を開催している。本稿では、「スクウェア・エニックス」ブースにて展開されている『FINAL FANTASY VII REBIRTH』(以下、『FFVII リバース』)の試遊レポートをお届けしていく。

本作は、20204月に発売された『FINAL FANTASY VII REMAKE』(以下、『FFVII リメイク』)の続編で、「ファイナルファンタジーVII リメイク」プロジェクト三部作の第2作目となる。魔晄都市ミッドガルを脱出したクラウドたちは、運命の壁を越えて、未知なる荒野への旅に踏み出す。


▲会場には、前作『FFVII リメイク』の終盤で神羅ビル脱出の際にクラウドが乗っていた「ハーディ=デイトナ」の展示も。

今回の試遊では、セフィロスとクラウドの物語とバトルを楽しめる「FATED BEGINNINGS:SEPHIROTHCLOUD」と、仲間と共にジュノンエリアの探索ができる「THE WORLD OF REBIRTH:JUNON」の2つのモードを用意。好きな方を選択してプレイできるようになっている。


▲本ブースには計100の試遊台を用意。朝からあふれんばかりの人が集まっていた。

今回のレポートでは、やはりセフィロスをプレイアブルキャラとして使用してみたい!ということで「FATED BEGINNINGS:SEPHIROTHCLOUD」の内容をお届けしていく。こちらのモードで遊べるのは、本編より5年前、ニブル山の頂上にある魔晄炉で発生した異常動作を調査するシーンとなっているようだ。

▲グラフィックの美しさは言わずもがなで、『FFVII』発売当時に受けた感動を再び思い起こしてしまう。

バトルは『FFVII リメイク』と同様のシステムでアクションとコマンドRPGを融合させた独特なシステムとなっており、基本は□ボタンの「たたかう」や△ボタンの「モード切替」を使って戦っていく。そこに、時間経過や「たたかう」で溜まっていく「ATBゲージ」を消費することで「アビリティ」「魔法」「アイテム」といったコマンドを選択できるようになる。



▲道中で拾ったマテリアは自由に付け替え可能。試遊に訪れた方はぜひ色々と試してみよう。

パーティメンバーが複数いる際には十字キーで操作キャラを変更することが可能となっており、こちらの場面は、作中で唯一セフィロスをプレイアブルキャラとして操作できる貴重なシーンとなっている。

また、クラウドとセフィロスでは使用感もかなり異なり、例えばガード中に敵の攻撃に合わせてタイミングよく□ボタンを押すことで、敵の攻撃をはじき返す「パリィ」が発動する。敵に一定回数の攻撃を当てると△ボタンで「突刃」や「剣舞」といったアクションへと派生攻撃が可能となっていた。



さらに、R1でガードしている際に各種ボタンを押すことで、仲間と協力して攻撃する「連携アクション」が発動する。こちらはATBゲージを消費せずに使える技となっているため、本作のバトルの肝になる要素となっていそうだ。操作キャラによっても技が変化するようなので、仲間が増えたら色々なキャラを組み合わせて試してみたいと思えるシステムだった。



そのほか、フィールドでは本作より〇ボタンを押すことで新たに「パルクール」と呼ばれるアクションが可能となっており、前作にも増して立体的に動き回ることができる。

そうして先へと進んでいき、何やら魔晄が溢れている地点で巨大な掃除機(?)のようなものを動かしているところで今回の試遊が終了。



今回の試遊時間は極僅かとなっていたため、これで『FFVII リバース』の魅力を存分にお伝えできたかは怪しいところだが、セフィロスを操作できるというのはやはりファン必見!来年の発売が益々楽しみになる試遊体験となっていた。



(取材・文 編集部:山岡広樹)



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