アクアスターは「IPコンテンツに魔法をかける」をテーマにIP活用事例を出展 華やかなTGSの舞台裏で活況呈するビジネスブース(8)

「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」が開催され、大盛況のうちに幕を閉じた。TGSといえば、華やかな新作タイトルの数々、有名人が出演するステージイベント、ブースを彩るコンパニオンたち、そしてコスプレイヤーたちに注目が集まることが多いが、このコーナーではビジネスデーのみ登場する、ちょっと地味でわかりづらい「ビジネスソリューション」にフォーカスを当てる。

出展社全てというわけにはいかなかったが、ピックアップした企業の担当者から会社紹介やTGS出展に至った経緯、出展してどのような効果があったのかなどさまざまなお話を伺うことができた。いずれもインタビューは、TGS2日目、ビジネスデー最終日にあたる2023年9月22日に行った。

今回の記事では、株式会社アクアアスターを取り上げる。華やかなイラストやアートを展示しており、多くの来場者が足を止めて見学していたが、同社の企画営業部第2アカウントユニットマネージャーの川野景大氏に会社紹介と出展内容、手応えなどについて話を聞いた。

 

――:よろしくお願いします。まず御社のご紹介をお願いできますか。

株式会社アクアアスターと申します。業種としては広告業となりますが、アニメやゲームなどエンタメ業界や一般のメーカー様向けのビジュアルに特化したクリエイティブ制作を得意としております。

今回、東京ゲームショウにはサイネージ(デジタルディスプレイ)連動型ゲームとスマホをかざして遊ぶARコンテンツ(スマホをかざすと動きだす)を出展しました。

エンタメ業界様向けの制作実績をご紹介しつつ、多くのゲーム会社とつながりをつくりたいというところが目的となります。

 

――:印象的なビジュアルが多いですが、強みはどういったところにあるのでしょうか。

弊社には、エンジニアやイラストレーター、デザイナーといった広告物に関わるクリエイターが多数在籍しております。コンテンツとして一気通貫したご提案、クリエイティブ制作が担当できるところが強みと考えています。

――:昨日から出勤されてますけれども手応えはいかがでしょうか。

手応えとしては、結構あると感じています。弊社の存在を知らない方でもブースを見て立ち止まって、色々と質問やご相談を受けることが多いですね。

――:他のブースの方に聞くと、海外の方が多いというお話でしたが、その点はいかがでしょうか。

たしかに海外からのお客様は多いと感じています。昨年も出展していて同様の傾向を感じていましたが、今年はさらに増加しているように感じます。

――:やはりアジア圏が多いですか

はい。中国や韓国のお客様が多いですね。続いて北米です。

――:ブースも賑わっていますし、今回出展してよかったと。

東京ゲームショウは、普段はなかなかアプローチできないお客様とお会いできる貴重な機会になっていると思います。すでにお仕事をいただくなど繋がりのある会社様とも直接お会いできて、より深いお話や情報交換、当社の違う一面を発見していただけていると感じています。

――:ありがとうございました。