ドリコム、『Wizardry BC』で「dアカウント」を使用したログイン機能を開発へ NTT Digitalが提供予定のトークンウォレットとの連携に向けた取り組みも開始
ドリコム<3793>は、本日(9月26日)、「Wizardry」IPを用いたブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』において、NTTドコモが提供する「dアカウント」を使用したログイン機能の開発、およびNTT Digitalが提供を予定しているトークンウォレットとの連携に向けた取り組みを開始したことを発表した。
本作における「dアカウント」を使用したログイン機能および「NTT Digitalのトークンウォレット」への対応は、国内においてより多くの方が気軽にNFTにアクセスできる環境を整備するための試みとなる。今回の連携により、Web3のマスアダプションに向けた一歩として、『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』を通してブロックチェーンゲームユーザー層の拡大を目指していく。
■NTTドコモとのWeb3連携第一弾として「dアカウント」でのログイン認証連携を2024年1月に予定
「dアカウント」は、NTTドコモが提供するサービスや、dポイントを利用するときに必要なIDで、9,300万人以上が保有(2022年12月時点)している。
今回の連携により、2024年1月を目処に、まず『Eternal Crypt - Wizardry BC -』を新たにプレイするユーザーで「dアカウント」を持っている方は、「dアカウント」のログイン認証で『Eternal Crypt - Wizardry BC -』をプレイできるようになり、IDの二重管理が不要になる。その後、既存ユーザーについても、「dアカウント」でのログイン認証を設定できるよう対応していく予定だ。
本取り組みを通じて、これまでにブロックチェーンゲームをプレイしたことのないユーザー層についても、手軽にゲームを開始できる環境が提供可能となる。
■『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』への「NTT Digitalのトークンウォレット」の導入を検討
NTT Digitalが提供予定のトークンウォレットの『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』への導入は、これまでにブロックチェーンゲームをプレイしたことのないユーザー層が安心、安全、かつ手軽にウォレットを連携し、NFTやFTといったブロックチェーンゲームならではの体験を得られる大きなサポートとなることが期待される。
「NTT Digitalのトークンウォレット」の、『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』への導入を目指し、今後開発ロードマップの詳細化を検討していく。
■導入の背景
ドリコムは2017年よりブロックチェーン技術の研究開発を開始し、早くから複数のWeb3プロダクトを世の中にリリースしてきた。2022年3月からはWeb3事業の立ち上げに取り組んでおり、NFTプロジェクト、ブロックチェーンゲームプロジェクトなどを通して、Web3×エンターテインメントの観点から事業開発を進めるとともに、エンターテインメントを通したWeb3市場の拡大にブロックチェーン技術を容易かつ安全に利用できる環境を提供できると考え、今回の連携実施検討に至った。
本連携により、ユーザーのブロックチェーンゲームへのアクセス利便性と安全性を確実に向上させるとともに、NTTドコモが提供するさまざまなマーケティングサービスを活用し、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』のユーザー基盤の拡大と成長を実現する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- NTTドコモ