【ゲーム株概況(10/3)】米金利高懸念から売り優勢　雇用統計前のポジション調整の見方も　サイバーやコロプラ、Aimingなど年初来安値続出

10月3日の東京株式市場は4日続落。日経平均株価は、前日比521円94銭安の3万1237円94銭でこの日の取引を終えた。米国の長期金利が高止まりを続けているうえ、米国連邦準備理事会(FRB)の金融引締の長期化への懸念があり、東京市場はほぼ全面安商状となった。今週末には米国雇用統計を控えているが、事前のポジション調整を行っているとの指摘もあったという。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、全体市場と同じく全面安商状となった。コーエーテクモホールディングス<3635>やエイチーム<3662>、コロプラ<3668>、アエリア<3758>、Aiming<3911>、coly<4175>、サイバーエージェント<4751>など年初来安値を更新する銘柄が相次いだ。

ただ、コーエーテクモホールディングスはこの日はプラスで引けるなど、大きく下げた一部銘柄に関して自律反発狙いの買いやショートカバーが入ったもようだ。新作スマホゲーム『レスレリアーナのアトリエ ～忘れられた錬金術と極夜の解放者～』が好調に推移していることも支援材料になったようだ。

このほか、イー・ガーディアン＜6050＞が大幅続落。チェンジホールディングス<3962>が同社株の公開買付を行うと発表して以来、買付価格3000円を意識した展開が続いていたが、昨日公開買付が終了したことを受けて、売り優勢となっている。