テイツー<7610>は、この日(10月6日)、2023年9月の月次売上高(速報値)について、グループ全体で前年同月比10%減だったことを明らかにした。3月以降、昨対比プラスで推移していたが、マイナスとなった。内訳は、新品売上が23%減、中古が3%増となる。
新品の落ち込みが目立つが、同社では、前年同月に発売された家庭用ゲームソフトの大型タイトル『スプラトゥーン3』に相当するものがなかったため、と説明している。いわば反動減だ。一昨年の実績を上回っており、内容自体は悪くはないという。
また、中古売上については、これまで業績をけん引してきた中古トレカの売上高が一時の加熱時に比べて落ち着いてきたことが影響している。専門店の競争力強化やECでの品揃え充実策などの取り組みを行っていく。
他方、中古ゲームや中古トレカ、中古ホビー、新品トレカ、新品ホビーなどのジャンルは前年実績を上回ったとのこと。
なお、業績予想への影響については、2023年9月の反動減はすでに織り込んでいるとのことで、想定線で進捗しているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社テイツー
- 設立
- 1990年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 藤原 克治
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7610