【ゲーム株概況(10/6)】子会社がパブリッシングを担当する韓国版『ブレオダ』の事前登録好調でコムシードが大幅反発 C&R社は目先材料出尽くしで反落
10月6日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比80.69円安の3万994.67円で取引を終えた。9月の米雇用統計の発表を日本時間今晩に控えていることに加え、東京市場は明日から3連休を控えていることもあり、手控えムードの強い展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード<3739>が変わらずを挟んで4日ぶりに大幅反発しており、一時298円と300円台に迫る場面もあった。コムシードは、子会社が韓国でのパブリッシングを担当するモバイルゲーム『進撃の巨人Brave Order』の事前登録者数が1週間で36万人を突破したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、ドリコム<3793>やgumi<3903>、ユークス<4334>、サイバーステップ<3810>などが買われ、日本ファルコム<3723>は反発した。
半面、GENDA<9166>の下げがきつく、セガサミーHD<6460>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の一角もさえない。
円谷フィールズHD<2767>は5日続落し、1800円台前半まで値を下げた。
周辺株では、前日5日に第2四半期決算を発表したクリーク・アンド・リバー社<4763>が反落した。決算内容自体は先行投資をこなして営業益と経常益で過去最高を更新したものの、通期予想は据え置いたことで材料出尽くしとみた売り物に押される展開となったようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789