シリコンスタジオ、第3四半期(12~8月)決算は売上高6%増、営業益22%減に 前年同期のミドルウェアの大型契約の一括計上の反動が影響
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シリコンスタジオ<3907>は、10月10日、2023年11月期の第3四半期累計(12~8月)の連結決算を発表、開発推進・支援事業、人材事業ともに売上高は増収を確保したものの、前年同期は第3四半期期間(6~8月)にミドルウェアの大型契約の売上を一括計上して利益率が上昇していた反動もあって減益となった。
売上高34億2900万円(前年同期比6.1%増)
営業利益2億3800万円(同22.3%減)
経常利益2億3800万円(同27.4%減)
最終利益1億5800万円(同7.1%減)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①開発推進・支援事業 売上高20億7600万円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益2億7600万円(同12.3%減)
受託開発の売上高は、エンターテインメント業界からの案件を中心に引き合いが多く増収となった。ミドルウェアの売上高は、請負開発による売上は増加したものの前年同期に成約した大型ライセンス契約の穴を埋めるまでには至らず減収となった。ネットワーク構築・運用などのサービスを提供するオンラインソリューションの売上高は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用が共に堅調で増収となった。②人材事業 売上高13億5200万円(同5.0%増)、セグメント利益3億3000万円(同4.5%減)
派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1694名(同3.4%増)、有料職業紹介の成約実績数は312名(同7.6%増)となった。 -
■通期業績予想は変更なし
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2023年11月期通期の連結業績見通しについては、従来予想を据え置いており、以下のとおり。
開発推進・支援事業において期初の予想を上振れているものの、人材事業で人材派遣サービスの稼働者数が想定より伸び悩んだこともあり、連結業績は期初予想の範囲で収まる見通しとしている。
売上高44億9400万円(前期比0.4%減)
営業利益2億2800万円(同40.3%減)
経常利益2億1400万円(同45.7%減)
最終利益1億4900万円(同41.2%減)
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907