Sensor Tower、Aimingの新作『ダンクロ』は1ヵ月間で世界収益800万ドル(12億円)で好調な滑り出しと高評価　収益の規模や構造も一変

Sensor Tower(センサータワー)は、2023年8月にリリースした、Aiming<3911>の新作モバイルゲーム『ダンまち バトル・クロニクル』に関するレポートを公開し、リリースリリース1ヵ月で世界収益800万ドル(11億9600万円)以上を達成するなど好調な滑り出しを見せたと高く評価した。

「ダンまち」IPを活用した新作モバイルゲーム『ダンまち バトル・クロニクル』が2023年8月に世界81の市場でリリースされたが、リリース1ヵ月間の収益の収益シェアを市場別に見ると、1位は日本で77%を占めたという。以下、2位がアメリカで8%、3位が台湾で5%と続いた。ダウンロード数シェアでは1位は同じく日本だが(53%)、2位は韓国(26%)、3位はアメリカ(8%)となっており、日本でのRPDが高いとのこと。

『ダンまち バトル・クロニクル』のパブリッシャーAimingは、同作の他にもスクワッドRPG『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』、MMORPG『キャラバンストーリーズ』など複数のモバイルゲームをリリースしている。

レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、『ダンまち バトル・クロニクル』リリース前の1ヵ月の世界におけるAimingの収益は約270万ドルで、このうち『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』が90%以上のシェアを占めていたが、『ダンまち バトル・クロニクル』がリリースされてからは状況が一変したと指摘した。

Sensor Towerのデータによると、2023年8月24日から9月23日の同社の世界収益は1000万ドルを突破するなど急増し、このうち、『ダンまち バトル・クロニクル』が80%以上の収益シェアを占めたという。

『ダンまち バトル・クロニクル』はハイペースで収益を上げていることが確認でき、今後の推移によってはAimigの収益の柱の1つに成長する可能性を秘めているとコメントした。

レポートでは、このほか、『ダンまち～メモリア・フレーゼ～』の収益や、「ダンまち」とモバイルゲームとのコラボなどについても取り上げている。詳細についてはレポートを確認してほしい。

【レポート本文】
ダンまち バトル・クロニクルがリリース1ヵ月で世界収益800万ドルを突破、モバイルゲームコラボとしても強力なダンまち
 https://sensortower.com/ja/blog/danmachi-games-in-japan