ドリコム、『Wizardry Variants Daphne』CBTは「相当良い結果」(内藤社長) 未経験者からも好評 BCGやノベル・コミカライズも「想定以上」
ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、この日(10月26日)開催した第2四半期の決算説明会で、開発中の新作スマホゲーム『Wizardry Variants Daphne』で実施したクローズドβテストの状況について「定性的にも、数字としても相当良い結果だった」とコメントした。ウィザードリィシリーズのプレイ経験者だけでなく、未経験者も多数参加したとのことで、後者からも良好な評価が得られたそうだ。
このテストは、定員5000人で、10月10日~19日に行われた。春先にも小規模なテストを行っていたものの、リリースできる数字がまだ出ていないと判断したとのことだが、今回のテストでは継続率などの各種データやアンケート結果から大きく改善が見られたという。
今後は、不具合修正や追加開発、テストで見つかった改善ポイントの修正を行うとともに、マーケティングプランの再設計も行っていく考え。「通常のモバイルゲームに比べて謎解きも含めて難しいゲームだ。シリーズを知らない人に手を取ってもらいたいが、ボタンをタップすれば進むゲームではないということもわかりやすく示す必要がある」。
同社では、「Wizardry」のIPとしての展開を強化しており、ブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』についてもINOが順調に進み1.5億円の販売を記録。さらにライトノベルとコミカライズ『ブレイド&バスタード』も販売が好調とした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793