【ゲーム株概況(10/30)】2Q決算を発表の東映アニメは小幅続伸 3Q決算が従来の黒字予想から一転赤字転落のAimingは商いを伴って大幅反落
10月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比294.73円安の3万696.96円で取引を終えた。中東の地政学的リスクの高まりに加え、国内市場の決算発表で業績予想を下方修正する企業が目立つことが市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>やケイブ<3760>、日本ファルコム<3723>などが買われた。
前週末に第2四半期決算を発表した東映アニメーション<4816>は小幅ながら続伸した。
半面、前週末に発表した第3四半期決算が予想を大きく下ブレし、従来の黒字予想から赤字転落での着地となったAiming<3911>は商いを伴って大幅反落し、年初来安値を更新した。
前週末に第2四半期(4~9月)業績予想を上方修正したタカラトミー<7867>は、一時2067円まで買われたものの、通期予想は据え置いていたこともあり、買一巡後は値を消す展開となった。
ほか、スクウェア・エニックスHD<9684>やコーエーテクモHD<3635>、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>などが年初来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816