gumi<3903>は、gumiの連結子会社としてブロックチェーン事業を展開するgC Games Singapore が、分散型IDプロトコルの基盤となるレイヤー1ブロックチェーン「Mycel」にバリデータ(※1)として参加し、ノード運営(※2)を開始することを発表した。
Mycelは、Layer0for IDをコンセプトとし、個人や企業がそれぞれ適切に管理できるIDをWeb3の世界で展開する。ゲーム、テレコム、フィンテック、中央銀行デジタル通貨の領域を中心に、ユーザーの障壁となるウォレット操作やトークン送受信等のユーザーインタラクションを容易にし、世界中のユーザーがWeb3の世界に入れるようにすることを実現する。
なお、gumiグループは、既に複数のブロックチェーンのノード運営に参加しており、今後も様々なブロックチェーンのノード運営に参加していくことで、分散型ネットワークの構築とブロックチェーン領域の産業発展に貢献していく方針。
▼Mycel公式サイト
https://www.mycel.domains/
(※1)バリデータ…ブロックチェーンのネットワークに接続し、トランザクションが正しいかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運用者のこと。運営者は、その貢献度等に応じた報酬が得られる仕組みとなっている。
(※2)ノード運営…ブロックチェーン上での取引承認の合意形成が正常に稼働する状態を担保すること。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903