ソニーグループ、「クランチロール」は「順調に成長」とコメント…Amazonと配信契約、広告モデルによるリニアTVのチャンネル開設

ソニーグループ<6758>は、映画事業のトピックスとして、Sony Pictures Entertainment傘下の「クランチロール」の事業が順調に成長していることを昨日(11月9日)に開催された第2四半期の決算説明会で紹介した。これまで説明会では主に会員数の増加について紹介していたが、今回はこの点について言及はなかった。

Amazonとグローバル配信契約を締結し、Prime Videoチャンネルの会員がアドオンチャンネルとしてサービスに加入することでクランチロールの提供する1300タイトル以上のアニメコンテンツが楽しめるようになった。米国とカナダ、スゥエーデン、英国でサービス提供を開始し、今後、さらに拡大していく見通し。

なお、説明会で言及はなかったが、クランチロールは、これに先立ち、米国で広告モデルによるリニアTVのクランチロール・チャンネルを開設し、配信パートナー4社（Amazon Freevee、LG Channels、The Roku Channel、Vizio WatchFree+）がチャンネルを展開することも発表している。

クランチロールで人気の作品を英語の吹き替え版で終日放送する。『ホリミヤ』『王様ランキング』『憂国のモリアーティ』『PSYCHO-PASS サイコパス』『ありふれた職業で世界最強』『シュガーアップル・フェアリーテイル』『不滅のあなたへ』『コードギアス 反逆のルルーシュ』などのTVアニメ作品を放送するという。