【ゲーム株概況(11/15)】前期決算で利益倍増のまんだらけがS高 4Q業績がQonQで減収減益のBOIは続落 業績予想増額もフリューは材料出尽くしの動きに
11月15日の東京株式市場では、日経平均は上げ幅を拡大して3日続伸し、前日比823.77円高の3万3519.70円で取引を終えた。米国市場でハイテク株高を受けて、国内市場も半導体関連株など主力ハイテク株が買われ、日経平均は今年最大の上げ幅となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、まんだらけ<2652>がストップ高した。まんだらけは、前日11月14日に発表した2023年9月期決算で営業利益、経常利益、最終利益がいずれも倍増となったことがポジティブサプライズとして受け止められたようだ。
また、主力株物色の流れでソニーグループ<6758>が5日ぶりに反発し、ビーグリー<3981>やカバー<5253>、monoAI<5240>なども高い。
サイバーエージェント<4751>は、MSCI指数定期見直しで除外の対象となったものの、事前に想定され株価に織り込み済みとの見方からこの日は見直し買いが優勢な展開となった。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が続落し、年初来安値を更新した。BOIは、前日11月14日に発表した2023年9月期決算において、第4四半期期間(7~9月)の業績がQonQで減収減益となったことが嫌気されたもよう。
ほか、決算関連ではアエリア<3758>の下げもきつく、壽屋(コトブキヤ)<7809>はストップ安比例配分となった。
フリュー<6238>は、第2四半期決算の発表とともに業績予想の上方修正も発表したものの、材料出尽くしとみた売り物に押されて4日続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238
会社情報
- 会社名
- 株式会社まんだらけ
- 設立
- 1987年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2652