Sensor Tower、『モンスト』日本国内収益が累計で1兆5000億円突破とする調査レポートを公表
調査会社のセンサータワー(Sensor Tower)は、『モンスターストライク』の日本国内の累計収益について、リリースから2023年10月10日までの期間で105億ドル(1兆5885億4500万円)を突破したとする調査レポートを公開した。『パズル&ドラゴンズ』のリリースから10年間の国内累計収益は60億ドル以上を上回っている。
モバイルゲームは一般的には時間経過とともに収益を落としていくが、『モンスト』は長きにわたって人気を継続。直近3年の日本のApp Storeのトップ収益ランキングで10位以内が962日間にも及ぶ。さらに3位以内となった日数は500日以上で、集計期間全体の約半分。1位となった日数は245日間だった。
また具体的な収益を見ると、『モンスト』は、過去3年に限定してみると、2020年10月11日から2023年10月10日までの日本における収益は、20億ドル(3024億9500万円)となっており、21億ドル(3716億1900万円)の収益をあげた『ウマ娘 プリティーダービー』に続く2位となっているそうだ。
モバイルゲーム収益トップ5のゲームにおけるMAU(月次アクティブユーザー数)を比較すると、『モンスターストライク』のパフォーマンスが際立つとのこと。2020年10月11日から2023年10月10日までの日本における平均MAUを見ると、同作が580万超えて1位となっている。
グラフを見ると周年月にあたる10月に大きく伸びたが、その他の月も安定的にMAUを獲得し、現在でも多くのユーザーにプレイされていると指摘した。また、平均MAU2位は『パズル&ドラゴンズ』で、リリースから10年以上が経過したモバイルゲームの支持が日本市場で続いている。
ここで『モンスト』の人気の秘訣について考察を行い、適切なゲームアップデートに加え、人気IPとのコラボをあげた。2023年だけでもガンダムシリーズや『進撃の巨人』『ソードアート・オンライン』『東京リベンジャーズ』『ジョジョの奇妙な冒険』などと毎月コラボを展開し、それに合わせて着実に収益をあげた。
アップデートやコラボの情報は『モンストニュース』で配信されるため、同作のYouTubeチャンネルの登録者数は100万人と突破している(2023年10月15日現在)。また、X(旧:Twitter)の公式アカウントフォロワーも370万人(2023年10月15日現在)を超えており、10年の成果がゲームの外でも表れている。
10周年のモンストが日本累計収益100億ドルを突破、直近3年間でも半分は収益ランキング3位圏内をキープ
https://sensortower.com/ja/blog/monster-strike-10th-anniversary