【ゲーム株概況(11/22)】『呪術廻戦 ファントムパレード』の好発進でサイバーエージェントが3日続伸 東宝も買われる ネクソンは新作『真・三國無双 M』が追い風に
11月22日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比97.69円高の3万3451.83円で取引を終えた。イスラエルがハマスとの4日間の休戦に応じたことによる地政学的リスクの後退に加え、為替が1ドル=148円台まで円安方向に振れたことが市場心理の改善につながった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が3日続伸し、一時900円台に乗せる場面があった。サイバーエージェントは、子会社のサムザップが前日11月21日にリリースした新作『呪術廻戦 ファントムパレード』がApp Storeのセールスランキング(ゲームカテゴリー)で早くも2位にランクインしたことが市場の関心を集めたようだ。
また、その『呪術廻戦 ファントムパレード』の企画・制作に携わっている東宝<9602>も買われ、テンダ<4198>やケイブ<3760>、ネクソン<3659>なども高い。ネクソンは、場中にモバイル向け新作アクションRPG『真・三國無双 M』の正式サービスを開始したと発表したことも追い風となっているもよう。
半面、バンク・オブ・イノベーション<4393>が年初来安値を更新し、サイバーステップ<3810>やHEROZ<4382>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602