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サンリオ<8136>は、11月28日、発行済株式総数の2.46%に当たる218万9100株、120億円を上限とする自社株買いを公開買付けで実施することを発表した。
買付け価格は11月30日の東証プライム市場における終値と11月28日の終値を比較して、より低い価格に対して10%ディスカウントを行った価格とし、12月1日から12月28日まで買い付ける。買付けのための資金については、新株予約権付社債を発行し、その調達資金の一部を充当する。
公開買付けを実施する理由は、同社の代表取締役社長である辻朋邦氏が代表取締役を務める資産管理会社である清川商事と光南商事から保有する同社株の売却意向を受けたことによるもの。売却によって一時的に一定数以上の数量の株式が市場に放出されることによる同社株式の流動性および市場価格に与える影響や、これによる資金調達への影響などを鑑み、公開買付けを実施することを決定した。
また、同社は、保有する自己株式の一部を消却することも決定した。消却予定日は 2024年2月29日で、発行済株式総数の4.49%に当たる400万株を予定している。これにより、公開買付け終了後の自己株式所有比率の適正化を図る方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136