ポノスは、運営するレーシングチーム「PONOS RACING」がGTアソシエイションが開催する2024年 SUPER GTシリーズ参戦の承認をうけたと発表した。
■承認情報
レース名:2024 SUPERGTシリーズ
2024年シーズンは、国内6サーキットにおいて全8大会で行われる予定。開幕戦決勝は、4月14日「岡山国際サーキット」で開催される。
クラス:GT300
総監督:辻子依旦
ドライバー:ケイ・コッツォリーノ、リルー・ワドゥー
参戦車両:フェラーリ296GT3
タイヤ提供:ミシュラン
総監督を務める辻子依旦氏は、100周年記念2023年ル・マン24時間レースに日本人ドライバーとして参戦しジェントルマンドライバーとしては唯一の完走を達成した。また2023年Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS GT3JAPAN CUP GT3AMクラスに実業家レーシングチーム「COMET RACING」のジェントルマンドライバーとしても参戦しシリーズチャンピオンとなった。
■辻子氏のPONOS RACING発足の想い
私は子供の頃からモータースポーツを愛しており、レーシングチームに大きな憧れを抱いておりました。
「PONOS」の考えるビジョン「ゲームで世界中のお客様を笑顔にすること、エンターテインメントの可能性を追求していくこと」ですが、レースでも同じく沢山のお客様を笑顔にするエンターテインメントの可能性を秘めていると考えております。
今後は若手ドライバーの育成や、レース業界の発展にPONOS RACING通じて貢献して参りたいと思います。
■ドライバープロフィール
▼ドライバー名: ケイ・コッツォリーノ
1987年東京生まれ、イタリア人35歳 男性
7歳から日本でカートを始め、2001年から2005年はヨーロッパに渡りカートに励む。2006年にフォーミュラ・トヨタ/トヨタTDPスカラシップドライバーとしてデビューし数々のレースでチャンピオンを獲得し現在に至る。
【戦績】
・2007Esso Formula Toyota - チャンピオン
・2018Lamborghini SuperTrofeo Asia チャンピオン
・2019ル・マン24時間レース - GTクラス5位
・2019Asian Le Mans - GTクラス チャンピオン
・2022GT World Challenge Asia チャンピオン
▼ドライバー名: リルー・ワドゥー
2001年フランス生まれ、フランス人22歳 女性
子供時代からカートで過ごした後、2017年にカーレースに転向した。カート界からトップレベルのモータースポーツ界へわずか6シーズンで才能を高く評価され、フェラーリ・コンペティツィオーニGT初の女性公式ドライバーとなった。2022年シーズンではFIA世界耐久選手権にデビューし、レース活動の幅を広げ、2023年にフェラーリに加わり、コンペティツィオーニGT初の女性公式ドライバーとなり、リシャール・ミルAFコルセの488GTEでWECのLMGTE Amクラスに参戦する。
【戦績】
・2017年 プジョー208レーシングカップ8位、ジュニアランキング2位、クラス表彰台2回
・2019年 ルノー・クリオカップ、ポール・リカールでの最終戦に出場、ジュニアクラス優勝2回
・2020年 アルペンエルフ・ヨーロッパカップジュニアランキング4位、クラス表彰台8回
・2021年 ポルシェ・スプリント・チャレンジ・フランス、ル・マン優勝
・2022年 ル・マン24時間レース初参戦、総合13位、LMP2クラス9位
会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場