モバイルファクトリー、「NauNau」情報漏洩に関する調査結果を公開…個人情報の流出は確認できず

モバイルファクトリー<3912>は、この日(12月7日)、子会社Suishowの提供するサービス「NauNau」における情報漏洩に関する調査結果を公開し、個人情報の流出などは確認できなかったとした。同社は、今年10月26日、「NauNau」において、200万人以上のユーザーの位置情報やチャットなどが外部から閲覧できる状態だったとする報道を受けて、事実確認を行うとともに第三者機関による調査を行っていた。

同社では、クラウドサービスにおけるセキュリティの設定に不備がある状態でサービスが運用されていたため、不正にデータベースにアクセスできる状態だったことが主な要因だったという。特定の手順を踏むことで、個人情報にアクセス可能であったが、情報流出の事実は確認できなかったという。同社では、再発防止策については、専門機関である第三者機関の診断を受けた上で検討を進めているとのこと。

【アクセス可能な情報と範囲】
・ユーザの現在地： 推定 304 万ユーザ分
・チャット内容/画像： 推定 167 万ユーザ分
・生年月日： 推定 283 万ユーザ分
・個人情報を含まないその他のユーザ情報(アプリの起動回数等)： 推定 380 万ユーザ分
・ユーザの過去の位置履歴： 16,753 ユーザ分
・カップル・家族グループに所属しているユーザ： 53,457 ユーザ分
・特定アプリのインストール状況※1： 38,070 ユーザ分