GMOメディア、「Oasys」独自レイヤー2チェーンとして「ゲソてん byGMO」会員基盤と連携した「GESO Verse」を提供開始
GMOインターネットグループのGMOメディア<6180>は、ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の独自レイヤー2(※1)チェーンとして、ゲームプラットフォーム「ゲソてん byGMO」の会員基盤と連携した「GESO Verse」を2023年12月21日よりリリースした。
「ゲソてん byGMO」で遊ぶユーザーは、「GESO Verse」と接続し、「ゲソてん byGMO」のIDをアカウントと連携するだけで、ブロックチェーンゲームを遊ぶことができるようになる。
※1 レイヤー2とは2層目のブロックチェーンを指す。取引の大部分を独自レイヤー2チェーン「GESO Verse」で実行することで、データを書き込むレイヤー1チェーンの負荷軽減や処理速度の向上が期待できる。
■「Oasys」とは
「Oasys」は「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。Oasysバリデータ(チェーン運用主体)はバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など20社超で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用している。
独自のOasysアーキテクチャでブロックチェーンゲームのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現することで、快適なゲームプレイ環境を提供する。
■「GESO Verse」とは
ゲームプラットフォーム「ゲソてん byGMO」は360万人以上(※2)の会員を擁するブラウザゲームプラットフォーム。ゲームで遊ぶとポイントがもらえるという特典をマーケティングに活用しており、ポイ活市場を中心に多くのユーザーに親しまれている。
今回「ゲソてん byGMO」の中に、「GESO Verse」と連携したゲームコーナーの「ブロックチェーンPARK」を新設する。「ゲソてん byGMO」のユーザーは、利用のIDそのままで「ブロックチェーンPARK」内のブロックチェーンゲームを遊べるようになる。
「ゲソてん byGMO」は国内の様々なポイントサービスやECサービスとパートナーシップを結んでいる。「ゲソてん byGMO」と「GESO Verse」は今後あらゆるサービスとマルチに連携し、ゲームで遊びながら、ポイントだけでなく暗号資産を報酬として獲得できる「Play to Earn」(※3)の環境も構築していく予定。
なお、今回の「GESO Verse」は「Oasys」のメインデベロッパーでもあり「My Crypto Heroes」などの多くのブロックチェーンゲームの開発実績を持つdouble jump.tokyoの支援のもと開発した。
※2 姉妹サイトの、よりカジュアルなゲームが遊べる「かんたんゲームボックス byGMO」と合わせた会員数
※3 ゲームで遊んでポイントや暗号資産が稼げる仕組みが導入したゲームのこと
■「GESO Verse」の特徴
・「Oasys」上にレイヤー2として構築されるため、通信速度や決済処理、NFTアイテムの売買処理などが高速かつ低コストで処理が可能
・「GESO Verse」に接続して「ゲソてん byGMO」で遊ぶユーザーはガス代(手数料)フリーでブロックチェーンゲームを遊ぶことが可能
・「ゲソてん byGMO」で遊ぶユーザーは、そのままの環境でブロックチェーンゲームを遊ぶことが可能
・利用者は暗号資産だけでなく、暗号資産を保有しない場合でも法定通貨やポイントの決済利用が可能
・NFT購入時に「GESO Verse」を経由しポイントがもらえたり、利用したりできるシステムを構築
さらに、今後は以下の機能開発や連携を進める予定。
・各種暗号資産Walletとの接続とポイント連携
・ゲーム内キャラクターなどのIPと連携したトークンプレゼントキャンペーンの実施
・GMOインターネットグループにおける暗号資産、Web3事業と連携し、ユーザーの拡大などを計画
会社情報
- 会社名
- GMOインターネットグループ株式会社
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9449
会社情報
- 会社名
- GMOメディア株式会社
- 設立
- 2000年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 森 輝幸
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6180