2023年はミドル層とコア層でコンシューマゲーム購入数が増加 プレイした中で最も楽しめたゲームは『ティアキン』 猿楽庁調査
HIKEのチューニング・検証事業を担う猿楽庁は、コンシューマゲームのプレイ状況及びプレイ環境にまつわるユーザー調査(以下「本調査」)を実施し、その結果概要を発表した。この調査では2022年9月~2023年7月に家庭用ゲーム機またはPCにてコンシューマゲーム及びサブスクリプションでゲームを1本以上入手した実績のある全国10代~60代までの男女1,000名をモニターとして抽出。調査の結果、ミドル層とコア層で年間のコンシューマゲーム購入数が増加したという。
<以下、プレスリリースより>
■本リリースのポイント
・直近1年間でゲームを1本以上入手した本数の割合がミドル層とコア層で増加
・コア層の「ゲームに期待している要素」においてキャラクター性とビジュアルの回答が増えている
・直近1年間にプレイした中で最も楽しめたタイトルでは『ゼルダの伝説』シリーズがトップ
■調査概要
調査目的:コンシューマゲーム市場におけるプレイ状況/プレイ環境にまつわるユーザー調査
調査対象:2022年9月~2023年7月に家庭用ゲーム機またはパソコンで、コンシューマーゲーム及びサブスクリプションでゲームを1本以上入手した実績のある全国10代~60代の男女1000人
調査方法:インターネット調査
調査委託機関:楽天インサイト
調査時期:2023年7月12日~2023年7月14日
有効回答者数:1,000人
■回答者属性について
2022年9月~2023年7月に家庭用ゲーム機(プレイステーション/ニンテンドースイッチ/Xboxなど)またはパソコン(Windows/Mac)で、コンシューマーゲーム及びサブスクリプションでゲームを1本以上入手している」
上記の条件に該当する10代から60代の全国1,000人の男女をモニターとして抽出し、アンケートを実施しました。
本調査では1年間あたりのコンシューマゲーム購入/サブスクリプション費用の金額において、10,000円以下を「ライト層」、10,001円~50,000円を「ミドル層」、50,001円以上を「コア層」と3つの層に分類。その結果、最も割合が多い層はライト層で全回答者の50%を占めています。
■1年間あたりの購入本数及びサブスクリプションでの入手本数と好んでプレイするゲームジャンル
ゲームに使う金額が少ないライト層の傾向は変わらなかったものの、ミドル層/コア層では昨年と比べ購入本数の増加が見られました。フルプライスタイトルに対し、ミドルプライス/ロープライスタイトルが、より広い層で注目されている傾向にあると言えそうです。
好んでプレイするジャンルについては昨年から変わらず、RPG系ジャンルが上位の回答となりました。購入本数が増えている中であっても、1タイトルで長く楽しめる傾向にあるRPGが積極的にプレイされているのは、注目すべきポイントです。このあとの項目で状況を踏まえて考察します。
■ゲームに期待している要素
「世界観/ストーリーに期待」という状況は本年も変わらず、重視すべきポイントとなっています。好きなゲームジャンルとして「RPG」が最多回答となっているのも 、「世界観/ストーリー」の工夫がしやすいジャンルであることが影響していると言えます。
ゲームシステムへの期待も変わらず高いことから、人気ゲームジャンルのタイト ルは何か特徴的なシステムをアピールする事で、よりユーザーにフックすることができそうです。コア層以外ではビジュアルへの期待が低下傾向になっているのも注目すべき ポイントです。コア層はPlayStation5、PCなどハイクオリティなグラフィック環境でプレイする事が増えているため、より「ビジュアルのクオリティ」への期待が高まっていると考えられます。
反面、ライト層/ミドル層では、ビジュアルに対する期待が増加傾向ではあるものの、まだPlayStation5などの環境に移行しきれたとは言えない状況であり、 それより他の要素を重要視するようになったと言えます。
■直近1年間にプレイしたタイトルで最も楽しめたタイトル
リリースされたばかりの『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の 影響は大きく、前作以上にSNSで盛り上がりやすいタイトルでもあることから、多くの支持を集めました。
PlayStation5のスペックを十二分に活かした「グランツーリスモ7」、4年ぶりの新作となる『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』もユーザーの期待に応えるクオリティの高さが、ランクインした要因と言えるでしょう。
本アンケート集計の少し前にリリースされたばかりの『ストリートファイター6』も、7年ぶりの新作かつ昨今のe-Sportsへの注目度の高さが現れた結果ではないでしょうか。
今回のランキングを見ると、続編タイトルがユーザーの期待にしっかり応 えられている状況があります。シリーズブランドに甘んじることなく、今のゲーム市場を踏まえたクオリティアップやゲームシステムの練りこみがユーザーに受け入れられていると言えそうです。
■本調査のレポート全容について
調査の全項目、総括を網羅したレポート全容は下記からダウンロードいただけます。フォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。
https://forms.gle/1uVYW5UMDoA997XX8
(C)HIKE Inc.
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657
会社情報
- 会社名
- 株式会社HIKE(ハイク)
- 設立
- 2018年3月
- 代表者
- 代表取締役 三上 政高