エディア、第3四半期決算は営業益21%減の8000万円と減益…高利益率のライセンスアウトが減少、オンラインくじと出版伸び増収達成も

エディア<3935>は、1月12日、2024年2月期 第3四半期累計(23年3月~23年11月)の連結決算を発表し、売上高23億8700万円(前年同期比20.1%増)、営業利益8000万円(同21.7%減)、経常利益7700万円(同20.8%減)、最終利益6400万円(同34.7%減)だった。

・売上高:23億8700万円(同20.1%増)
・営業利益:8000万円(同21.7%減)
・経常利益:7700万円(同20.8%減)
・最終利益:6400万円(同34.7%減)

同社では、高利益率のスポットライセンスアウト案件が減少したことにより利益率が悪化したものの、オンラインくじサービス売上増加、コミック・電子書籍等IPストック型売上高大幅増加により増収を達成した、としている。

各事業の状況は以下のとおり。

 

■IP事業

ゲームサービスにおいて、様々なイベントを通じて長期運営タイトルの安定推移を目指したものの、前年同期比では売上が減少することとなったが、同社保有のレトロゲームタイトルの復刻版の販売や、欧米市場に向けたライセンスアウト、法人向けコンテンツ受託制作、他社のゲームサービスのローカライズ及び運営受託、BtoB受託により、当該売上減少を補っている。

一方で、オンラインくじサービスの『くじコレ』、女性顧客向けオンラインくじサービス『まるくじ』は前期に引き続き、人気IPとのコラボレーションを数多く行うなど積極的に展開し、同社グループの収益に貢献した。

 

■出版事業

コミック及びライトノベルの新刊数増加並びに既刊重版により、紙出版・電子書籍共に売上が大きく伸び、目標どおり進捗した。

 

■2024年2月期の業績見通し

2024年2月期の業績は、売上高30億円(前期比8.7%増)、営業利益1億8000万円(同16.9%増)、経常利益1億7700万円(同21.2%増)、最終利益1億7700万円(同17.5%増)、EPS28.88円を見込む。

・売上高:30億円(同8.7%増)
・営業利益:1億8000万円(同16.9%増)
・経常利益:1億7700万円(同21.2%増)
・最終利益:1億7700万円(同17.5%増)
・EPS:28.88円

計画に対する進捗率は、売上高79.6%、営業利益44.4%、経常利益43.5%、最終利益36.2%となっている。

・売上高:79.6%
・営業利益:44.4%
・経常利益:43.5%
・最終利益:36.2%

詳細は後ほど報じる。

株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
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