サイバーステップ、第2四半期(6~11月)決算は売上高28%減、営業赤字は9億900万円に拡大 「トレバ」の施策展開も業績向上への効果は想定を下回る

  • サイバーステップ<3810>は、1月15日、2023年5月期の第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表、新規タイトルおよび「トレバ」において安定的な運営を中心として、定期的なキャンペーンや積極的な人気IP景品の取り扱いによるサービス展開を進めてきたが、業績の向上に対する効果は想定を下回った。

    売上高14億9400万円(前年同期比28.2%減)
    営業損益9億900万円の赤字(前年同期5億6500万円の赤字)
    経常損益9億100万円の赤字(同5億5000万円の赤字)
    最終損益8億4800万円の赤字(同5億6300万円の赤字)

    11月16日付でiOS/Android版、11月30日付でNintendo Switch版の『テラビット』の配信を開始した。また、既存タイトルである「オンラインクレーンゲーム・トレバ」(以下「トレバ」)においては、中国市場での展開に向けたカスタマイズを進めるとともに、顧客層の拡大および継続率向上に向けた施策として継続的な国内外でのプロモーションを実施し、かつ、システム面においての各種アップデートによる快適な操作性を維持するための取り組みに注力した。

    コスト面においては、新規タイトルへの投資が進んだことを受け、全社的に削減可能なコストの内容を再度洗い出し、各タイトルにおける運営・管理体制の見直しや「トレバ」事業における配送業務等の外注費用を中心としたコスト削減の施策を進めた。

  • ■通期予想は引き続き「未定」

  • 2024年5月期通期の連結業績予想については、現段階で合理的な業績予想の算定が困難なことから引き続き未定としている。今後、適正かつ合理的な予想が算出可能となった時点で速やかに公表する予定だ。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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