テンダの決算説明資料より…M&A(SkyartsとX-VERSE PLUS)によりゲームコンテンツ事業のビジネスモデルを強化 運営・開発タイトルは5タイトル増に
テンダ<4198>は、1月16日、2024年5月期の第2四半期(6~11)の決算説明資料を公開した。今回はその中から同社のゲームコンテンツ事業の状況を見てみたい。
同社のゲームコンテンツ事業は、これまで受託開発サービスを手掛ける子会社テンダゲームスが担ってきており、ゲームの長期運営ノウハウとデベロッパー機能、企画、シナリオが強みだった。それを顧客が求めるサービスをワンストップで提供し、サブスク型のサービスとなる「ゲームスラボ」も展開していた。
そうした状況から、2023年12月に先端ゲームエフェクト制作を手掛けるSkyarts、2024年1月にIPを用いたゲームのパブリッシング事業を手掛けるX-VERSE PLUSがM&Aによってグループに加わり、ビジネスモデルが強化された形になっている。今後は各社の持つノウハウ・技術を融合した新作タイトルの開発にも期待がかかることになりそうだ。
なお、X-VERSE PLUSのグループ入りにより新たな運営・開発タイトルとなったのは、『炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章』『ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!』『キングダム 乱 -天下統一への道-』『リコリス・リコイル 千束&たきなアラーム』、そして『信長の野望·天道』IP許諾タイトルの合計5タイトルとなったもようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社テンダ
- 設立
- 1995年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4198