IGポート、24年5月期通期の利益予想を上方修正 出版事業(電子書籍)と版権事業の利益が伸長 漫画家移籍による補填金も特別利益に計上

  • IGポート<3791>は、1月12日、2024年5月期通期の業績予想の修正を発表、映像制作事業の売上原価の計上が少なくなり、売上高は予想を下回る見通しとなったものの、出版事業(電子書籍)と版権事業の利益の伸長で各利益項目は予想を上回る見通しとなった。

    売上高106億3800万円→104億4000万円(増減率1.9%減)
    営業利益7億4800万円→8億9100万円(同19.0%増)
    経常利益8億1300万円→11億100万円(同35.4%増)
    最終利益6億4600万円→10億900万円(同56.2%増)

    なお、上記の要因に加え、投資事業組合運用益したことにより営業外収益に計上したことで経常利益が膨らんだほか、最終利益には漫画家移籍による補填金を特別利益に、在庫処分費用等は特別損失にそれぞれ計上したことも影響している。

    また、同時に配当予想の修正も発表、従来予想の期末配当1株当たり33.00円から52.00円に増配している(前期は1株当たり40.00円)。

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