テンダ、第2四半期(6～11月)決算は売上高10％増、営業益32％増に　主力のITソリューション事業の好調が続く　ゲームコンテンツ事業で新たな連結子会社も寄与

テンダ<4198>は、1月12日、2024年5月期の第2四半期累計（6～11月）の連結決算を発表、主力のITソリューション事業の好調が続いたほか、ゲームコンテンツ事業で連結グループ入りした連結子会社の増収分が寄与し、2ケタ超の増収増益を達成した。

売上高21億9400万円（前年同期比10.1％増）
営業利益2億4200万円（同32.3％増）
経常利益2億4200万円（同47.2％増）
最終利益1億7000万円（同97.1％増）

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①ITソリューション事業　売上高17億1300万円（前年同期比9.6％増）、セグメント利益4億2500万円（同11.0％増）
ITソリューション事業は、企業のDX化等に向けた投資意欲は依然として堅調であり、大規模案件の受注件数は伸び悩んだものの、前連結会計年度に連結グループ入りした連結子会社の増収分が寄与した。

②ビジネスプロダクト事業　売上高2億6300万円（同8.4％減）、セグメント利益5300万円（同44.4％減）
ビジネスプロダクト事業は、マニュアル作成代行等の新規サービスの受注拡大に努めた。具体的には、「プロダクト（デジタルプラットフォーム）＋動画マニュアル作成」を提供し、顧客のDX課題にワンストップでの対応を進めている。製品機能においても、生成AIを活用したマニュアル診断機能を追加するなどの機能強化を行い、これにより診断事例の蓄積などが可能となった。

③ゲームコンテンツ事業　売上高2億1700万円（同52.5％増）、セグメント利益3600万円（同1716.4％増）
ゲームコンテンツ事業は、前連結会計年度に連結グループ入りした連結子会社の増収分が寄与した。

■通期業績予想を上方修正

2024年5月期通期の連結業績予想については、第2四半期決算の発表と同時に予想の上方修正を実施しており、以下のとおり。

売上高48億円→51億円（増減率6.3％増、前年同期比16.7％増）
営業利益5億円→5億1000万円（同2.0％増、同12.0％増）
経常利益5億円→5億1000万円（同2.0％増、同16.7％増）
最終利益3億3000万円（据え置き、同23.7％増）