AKメディア、ソニー・ピクチャーズよりアニマックスとキッズステーションの管理業務を移管 ノジマによる買収過程の一環
AKメディアは、親会社であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントより、アニマックスブロードキャスト・ジャパンとキッズステーションに関する管理業務を会社法の吸収分割の手法で移管を受けることを明らかにした。本日1月23日付の「官報」に「吸収分割公告」が掲載された。
2023年12月、家電量販店で知られるノジマは、連結子会社AXNの完全子会社であるAKエンタテインメントがAKメディアの株式を2024年4月1日付で取得することを発表した。譲渡株数や金額は調整中とのこと。
ソニー・ピクチャーズは、アニマックス株式66%、キッズステーション株式67%を保有しているが、取引に先立ち、アニマックス株式の100%保有を目指し、東映アニメーションとトムス・エンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークスなどの保有する全株式を買い付ける。
AXNは、海外ドラマチャンネル「アクションチャンネル」、ミステリードラマ専門チャンネル「ミステリーチャンネル」及び洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」を運営している。AKエンタテインメントは、「アニマックス」「キッズステーション」の運営管理を行っている。
アニマックスは、新旧を問わない多彩な人気アニメのほか、アニマックスだけのオリジナル制作番組、オリジナルアニメなどを放送する他、様々なイベントや、コラボレーションカフェのプロデュースなどアニメカルチャーを通じたエンタテインメントを提供している。
キッズステーションは、こどもに大人気のアニメシリーズ、劇場版やテレビスペシャルなどの長編作品、またオリジナル制作番組やYouTube、イベントを提供している。
ノジマでは、「拡大するアニメ市場と次世代を担うこどもの知的好奇心を育む事業領域にチャンネルを拡大し、既存の3チャンネルとのシナジーの創出を図りながら、より多くのお客様の期待に応える魅力あるチャンネル構築を進めて参ります」としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン
- 設立
- 1998年5月
- 代表者
- 代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー 佐々木 朗
会社情報
- 会社名
- キッズステーション