日本ファルコム<3723>が2月9日に発表した第1四半期（10-12月期）の業績は、売上高2億9500万円（前年同期比129.5％増）、経常利益8900万円（前年同期5200万円の赤字）、四半期純利益5800万円（同3000万円の赤字）だった。 2010年9月30日にPSP向けに発売した「英雄伝説 零の軌跡」が販売数を伸ばしたとしている。「英雄伝説 零の軌跡」は、「プレイステーションアワード2010」で「ユーザーズチョイス賞」を受賞するなど人気となっているうえ、現在でも口コミなどでさらに広まりをみせているという。
そのほか、ライセンス部門で、携帯電話機向けのライセンスや海外へのライセンス、各種グッズなどが堅調に推移したとのこと。
9月通期は、売上高11億円（前期比9.4％減）、経常利益1億2000万円（同58.5％減）、当期純利益7500万円（同52.8％減）と減収減益を見込んでいる。
業績予想には変更なし。第1四半期は「英雄伝説 零の軌跡」の人気の影響があったが、第2四半期の業績予想については必要に応じて速やかに開示する、としている。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円（2022年9月期）
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723