モバイルファクトリー、第4四半期期間(10~12月)はQonQでもYonYでも増収を達成 「NauNau」のサービス停止に伴うのれんの減損計上で4.4億円の最終赤字に
モバイルファクトリー<3912>は、1月30日、2023年12月期の連結決算を発表した。その第4四半期期間(10~12月)の決算を見てみると、『駅メモ!』がアプリ版の9周年施策や他社IPコラボなどで引き続き好調に推移したことで、四半期推移(QonQ)での増収にとどまらず、前年同期比(YonY)でも増収を達成した。
売上高9億2500万円(前四半期比11.0%増、前年同期比0.9%増)
営業利益2億6000万円(同29.3%増、同15.3%減)
経常利益2億6100万円(同29.7%増、同15.0%減)
最終損益4億4400万円の赤字(前四半期1億1400万円の黒字、前年同期1億8900万円の黒字)
なお、最終赤字に転落しているのは、Suishowが運営するサービス「NauNau」のサービス停止に伴い、のれんの減損損失を計上したことによる影響となる。
また、この数字を昨年12月開示の業績予想と比較してみると、売上高はほぼ会社側の想定通りながら、利益面では想定を上回っている。これは「ユニマ」『駅メモ!』の広告宣伝費の減少の影響が大きく出たもののようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912