【ゲーム株概況(1/31)】通期利益予想を増額のドリコムが4日ぶりに大幅反発 今期増収増益見込みや自社株買い発表のモバイルファクトリーは3日続伸
1月31日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比220.85円高の3万6286.71円で取引を終えた。朝方は売り物が先行したものの、好決算銘柄を中心に買いが広がり、後場に入ると日経平均は大きくプラスに転じた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が4日ぶりに大幅反発し、昨年来高値を更新した。ドリコムは、前日1月30日に2024年3月期の第3四半期決算を発表するとともに、通期利益予想の上方修正を発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、今期業績予想の増収・営業増益見込みを明らかにしたことに加え、発行済株式の4.6%に当たる36万株・2億5000万円を上限とする自社株買いを実施すると発表したモバイルファクトリー<3912>は3日続伸した。
ほか、サイバーステップ<3810>が商いを伴って急反発し、東映アニメーション<4816>は4日続伸した。
半面、KLab<3656>は直近の急騰からの反動減で大幅続落し、東京通信グループ<7359>やgumi<3903>などが安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912