23年12月の世界モバイルゲームの消費支出総額は横ばいの67億ドル(9811億円) 収益ランキングも公開 Sensor Tower調査

Sensor Tower(センサータワー)は、2023年12月の世界のモバイルゲームの消費支出について、前年同月比で横ばいの67億ドル(9811億円)だったとする推計を発表した。アメリカが依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高い市場で、全世界収益の29.8%に相当する20億ドル(2928億円)を記録、中国のiOS市場の収益が18.2%で2位、次いで日本市場の15.2%だったとのこと。

また、2023年1~12月からの消費支出規模を合算すると、前年比3.7%減の768億ドル(11兆2455億円)となる。前年2022年の合算値は797億ドル(11兆6693億円)だった。モバイルゲームの消費支出の緩やかな低下は続いているようだ。

 

同時に、2023年12月の売上ランキングも公開しており、Scopelyの『Monopoly GO!』が2023年12月に全世界App StoreとGoogle Playで2億1,900万ドルの収益を記録し、初めて世界トップに立ったとのこと。

このほか、新作では『ブラッククローバーM』が収益成長ランキングで8位に入った。11月下旬サービスが始まった、同名漫画を原作としたモバイルゲーム『で、美しいアートデザインと滑らかな戦闘システムが評価を集めたという。

なお、データには、サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれていないので注意してほしい。広告収入なども入っていないため、消費支出は、市場規模とも異なったものになっている。

詳細は以下のレポートを確認してほしい。

 

2023年12月全世界モバイルゲーム売上ランキングTOP 10
https://sensortower.com/ja/blog/top-grossing-mobile-games-worldwide-for-december-2023-JP