【ゲーム株概況(2/26)】2タイトルの4月リリースを発表のenishがS高 子会社が「AI事業部」を発足のカヤックは急騰 サン電子は7日続伸
2月26日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比135.03円高の3万9233.71円で取引を終えた。国内市場が休場だった前週末までの米国市場の上昇を受け、一時は上げ幅300円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が大幅続伸し、ストップ高まで買われた。enishは、前週末2月22日にブロックチェーンゲーム『DeLithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)』と、「Roblox」向けのアクションレースゲーム『ドラえもん のび太のゴーゴーライド!』の2タイトルを2024年4月に配信開始すると発表したことが市場の強い関心を集めたようだ。
また、カヤック<3904>が前場場中より急騰した。カヤックは、子会社のカヤックアキバスタジオがAIを活用して企業の課題解決やクリエイターの”つくる”をサポートする「AI事業部」を本日(2月26日)付で発足しており、直近のAI関連物色の波に乗る形になったもよう。
ほか、ドリコム<3793>とコナミグループ<9766>が昨年来高値を更新したほか、アピリッツ<4174>やアエリア<3758>なども高い。
前週末に『いっき団結』のNintendo Switch版を4月18日に発売することを発表したサン電子<6736>は7日続伸した。
半面、KADOKAWA<9468>が続落して8日ぶりに3000円台を割り込み、ネクソン<3659>やガンホー<3765>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667