【人事】サンリオ、取締役と常務執行役員人事を発表…2025年3月期より組織改編も実施

サンリオ<8136>は、この日(3月15日)、2025年3月期より組織改編を行うとともに、役員人事を発表した。2024年6月開催予定の定時株主総会で上程する取締役のほか、常務執行役員の人事異動についても開示している。

 

■組織改編のポイント

(1)次期中期経営計画におけるグローバル戦略・統括機能を強化
・社長直下の組織としてグローバル全体の投資やプロジェクト推進を行う「グローバル戦略室」を新設。
・国内と海外で事業を分けていたが、国内営業本部と海外事業におけるアジア地域を統合し「アジア事業本部」とするとともに、欧米地域は「欧米事業本部」とする。
(デジタルビジネスの事業拡大
・事業戦略本部内に「ゲーム事業部」、「デジタルデザイン部」を新設。
・体制強化のために「デジタルライセンス本部」を新設。
(3)体制強化
・グローバルのキャラクターブランディング戦略・管理などを行う「ブランド統括部」を新設。同統括部をグローバル・デジタルマーケティング本部に加え、同本部を「ブランド管理本部」とする。
・DX 体制強化のために経営企画部内に「DX 推進課」を新設。また、ブランド管理本部に「データ・テクノロジー推進室」を新設。
・グローバル経営の屋台骨になる人事機能強化のために総務本部に「人事企画部」を新設し、「人事総務本部」とする。

 

■役員の異動

新たに秋山 有子氏が取締役、鴨田 視寿子氏が社外取締役、森川 紀代氏が社外監査役に就任する一方、野村 高章氏、平松 剛実氏が退任する予定。常務執行役員については、福田 英司氏と山下 達也氏が就任し、渡部 さおり氏が退任する。

以下の役職・担当変更も行う。

 

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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