KLab、協業先と開発中の新作のリリース時期が当初の3月中から2024年9月に変更 第1四半期決算で約4億5000万円の繰延税金資産を取り崩す見込みに
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KLab<3656>は、3月29日、モバイルオンラインゲーム事業において開発中の新規タイトルに関して、日本向けのプラットフォームにおいてリリース予定時期が2024年3月中と表記されていたが、これを3月20日に協業先が同プラットフォームにおけるリリース予定時期の表記を2024年9月に変更したことを発表した。
※具体的にはElectronic Arts(EA)と共同開発中の新作サッカーゲーム『EA SPORTS FC Tactical』のことと思われる。
これにより、同社の将来の課税所得の見積りにおける主要な仮定に重要な影響を及ぼすため、同社は将来の課税所得の見積りの見直しが必要となった。その結果、翌連結会計年度において、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額4億5385万5000円の増加により、2024年12月期の第1四半期決算において、繰延税金資産を同額取り崩す予定だ。
なお、この金額は将来見積りの内容によっては変動する可能性があるとしている。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656