サイバーステップ<3810>は、この日(4月1日)、第39回、第40回新株予約権の月間行使状況について、いずれも権利行使が行われなかったと発表した。未行使の新株予約権は、第39回が1万7500個、第40回が6000個となっている。
同社は、昨年10月、DIC投資事業組合を割当先として、第39回・第40回新株予約権を発行したものの、権利行使が進まず、想定したような資金調達が出来ていない。
その要因として、同社では、新株予約権の権利行使の価額が第39回が400円、第40回が500円で、時価(4月1日の終値294円)が行使価額を下回っている状況にあることがあげられる。
同社では、3月28日、調達できる資金が減少する可能性があるものの、新株予約権の権利行使を促すため、行使価額を引き下げる旨を決定した。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810