ぶんか社、23年12月期決算は経常利益9.7%減の16億2300万円…電子コミック堅調も紙出版の減収や編集者の積極採用が響く

ぶんか社の2023年12月期の決算は、売上高59億2900万円(前の期比6.2%増)、経常利益16億2300万円(同9.7%減)、最終利益10億9100万円(同14.8%減)だった。

・売上高:59億2900万円(同6.2%増)
・経常利益:16億2300万円(同9.7%減)
・最終利益:10億9100万円(同14.8%減)

同社は、ビーグリー<3981>傘下の出版社で女性向け漫画雑誌・単行本を発行している。

ビーグリーの決算報告によると、ぶんか社が得意とするBL、TLジャンルを中心とした女性向けコミックジャンルの作品や近年創刊したデジタルコミック誌からの作品の売上が堅調に推移したという。

また、ぶんか社の人気グルメ漫画「半熟ファミリア 腹ペコ兄妹の熟成レシピ」が日テレアックスオン制作でテレビドラマ化された。また「お姫様クラブ」がフジテレビ系の番組内で映像化されたとのこと。

他方、利益面においては、主に紙出版収益の減少に加えて、積極的な編集人材の採用により、営業費用が増加したことが響いたという。

株式会社ビーグリー
https://www.beaglee.com/

会社情報

会社名
株式会社ビーグリー
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 吉田 仁平
決算期
12月
直近業績
売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3981
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